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2007年11月07日
パリギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団 新宿公演
人生念願だった生ギャルド。ついに聴けました!新宿オペラシティ。
自分の(勝手な)イメージだと、ギャルドは”おフランスの”お上品な宝石のような演奏をするバンド、などと思ってたのですが、なにがなにが。肉厚の木管群と煌びやかな金管群の大熱演!最高でした!
第一部。ドンファン、ディオニソス、ラプソディーインブルー、って、いったいどんなプログラムだ、これ。すごいなぁ。
20人のクラリネット群の煌びやかな幕開けで攻めの演奏の<ドンファン>。
ほんと細かいパッセージまではっきり聴こえます。<ディオニソス>。これはギャルドのオハコでしょう。酔っ払いのフラフラした表現も最高にしゃれてます。最後にナカリャコフのTpソロによる<ラプソディーインブルー>。ピアノいるのにTpがソロ吹くのか。しれーっと涼しい顔して、冒頭のグリッサンドとか、さらーっと吹いちゃうんだもんなー。
第二部。引き続きナカリャコフのフリューゲルソロでG線上のアリア、Tpソロでホラスタッカート。バックとのバランスも良く、テクニックに魅了されました。拍手が鳴り止まず、Tpだけでベニス謝肉祭をちょろっと。低い音まで良く鳴りますなぁ。
バンド演奏に戻り、バルトークの<舞踏組曲>。実はバンドの音と曲想がどんぴしゃりだったのはこの曲だったかもしれない。土俗的な雰囲気が良く出てました。そして大トリは<パリのアメリカ人>。これが大熱演!この曲振りながらジャンプした指揮者なんて他にいるんだろうか!?(どこでジャンプするんだよ、あの曲で?って突っ込みが入りそうな。でもジャンプしたんだもん、ほんとに)。この長くて変化が多い曲を暗譜で振ってただけに、相当の準備をしたものだと思います。ほんと素晴らしかった。
そしてアンコール。実は段々バンドがノリにノッテ来た感があり、アンコールはホントに最高潮!<闘牛士の歌>、<くまんばちの飛行>、曲名判らんマーチっぽいやつ、
で、次になんと<涙そうそう>。えー!驚きです。リズムも前に出した結構ノリノリの演奏でした。これは誰のアレンジ、というか、どの楽譜使ったんだろう。
で、ほんとの最後に<ラデッキー行進曲>。手拍子嫌いな僕でさえ、ノリノリで手拍子してしまいました!!
数えたらEbクラとBbクラ(←違うかな?)だけで20人。Fl3人、Ob3人、Tp3~6人、Tb3人、という編成ですが、実に独特の肉厚な木管中心の音がします。<ディオニソス>の途中でふと気がついたのですが、あわせシンバルが出てこない。(結局、パリアメで2箇所出てきただけ)。日本のバンドが良くやる時にあわせシンバルを使ってる箇所は、サスをバチで殴ってました。強奏のところもすっきり気持ちよかったのはこの効果か?もちろん管があれだけうまいからあわせシンバル無しでもかっこつくんでしょうけど。
最高にうまいのですが、それだけでなく、お客さんを良く盛り上げる術を判ってるなぁ、もちろん、変なパフォーマンスなどなく、演奏だけで。客席の反応も良く、ステージと客席が一体となってどんどん素晴らしい音楽になった感がありました。ほんと気持ち良いコンサートでした。
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(追記)アンコール一曲目、<闘牛士の歌>と書きましたが、あれは<第一幕への前奏曲>だと思います。(まあ、闘牛士の歌も入ってますが)。
何故そう書いたかというと、ロビーのアンコール曲目張り出しでそう書いてあったからです・・・。
投稿者 shin-ya : 00:37 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月04日
第55回全日本吹奏楽コンクール(大学)
全国大会大学の部。長野県民会館で行われました。
昼夜と駅前の蕎麦屋でソバと蕎麦焼酎三昧。全国大会、各地持ち回りで続くといいですよねぇ、出来れば美味しいものがあるところで。
(ホテルの確保は大変ですが・・・だって吹奏楽含め、全国規模の大会やイベントが3つもあったのですから。そりゃ長野市内のホテル全滅ですよ)。
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札幌大 Ⅳ/第六の幸福をもたらす宿
バランス良く整っているのですが、個々の楽器の音に艶がなく、また、両曲ともテンポ設定が良く言えば落ち着いているのですが、聞いててつまらない感があり。
起承転結がもう少し欲しかった演奏です。
福岡教育大 Ⅱ/スターズ・アトランティックより
唯一の課題曲Ⅱでしたが良く整った公演。自由曲も難曲をしっかり吹けてましたが、両曲とも音楽作りをもう少し踏み込んで欲しかったです。
龍谷大 Ⅴ/また一緒
課題曲冒頭の発音のズレに始まり、各ソロも不安定な部分が目立ちました。自由曲、”In Unison Again”という意味深な英題がついてましたが、一つのテーマで最後まで展開。同じ音形ですが、楽器により事情が違うせいか、ばらつきが気になりました。Saxのソリスティックな先導で後半部分はらしさが出てきましたが、そこまでの音楽作りに一工夫欲しかったです。
福岡工業大 Ⅰ/シバの女王ベルキス
課題曲・自由曲共に整った演奏ですが、ダイナミクスや変化があまり感じられず、終始一本調子で音楽が進んだのが残念でした。
近畿大 Ⅳ/プラハの為の音楽1968
課題曲、テンポが決まらない部分もあり心配しましたが、なんとかボロを出さずに終わった感じです。自由曲、非常に丁寧に音楽の奥まで掘り下げた演奏。パーカッションブラボー!素晴らしい打楽器群でした。
東北福祉大 Ⅳ/「散歩、日傘をさす女性」~クロードモネに寄せて
どのパートも良くなってますが、まとまってなく、一つ間違えれば吹きたい放題に近い演奏でした。自由曲ですが・・・うーん・・・コメント出来ません。
神奈川大 Ⅴ/交響三章
課題曲Ⅴは各ソロも安定し模範的な演奏。あ~こういう動きあったんだ!と再発見する場面も多し。自由曲は正確で緊迫感溢れる素晴らしい演奏でした。
埼玉大 Ⅲ/ぐるりおざ
よく歌えているマーチで心地よいですが、若干やりすぎといわれそうな箇所が多数。自由曲は、あー歌詞付きの歌は駄目になったんだ、と違和感感じる一楽章でしたが、よく構成も出来た良い演奏でした。
川崎医療大学 Ⅲ/レッドラインタンゴ
パート毎の人数に若干のアンバランスがあるバンドですが、良く吹いてました。澄んだ心のある金管群は立派。自由曲、素晴らしい演奏でした。ソプラノSaxとバリトンSax,木管低音が肝になるこの曲ですが、配置があそこでよかったのか?と。もっとソロ楽器が前に出てくるような配置がよかったんじゃないか?と思います。
創価大学 Ⅲ/ハリソンの夢
分厚いサウンドでしっかり聞かせてくれました。サウンドが厚いだけに、マーチの軽快さがもう少し欲しいところも。自由曲は中間部など良く歌いあげた名演でした。
金沢大 Ⅳ/歌劇「フェドーラ」より
木管群のサウンドが光りました。特に自由曲のうつくしいメロディの歌い方など立派な演奏だったと思います。金管群とのバランスがうまくとれればよかったかと思います。
静岡大 Ⅲ/華麗なる舞曲
洗練されよく歌えた課題曲。そして大熱演の自由曲。金管群に不安を感じる部分が若干あったので、そこが残念でした。
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昨年に比べ、”うまい”演奏は若干減っている感じがしますが、明らかに印象に残る演奏は増えてました。個人的にはコンクールは<お祭り>だと思っているので、今日の大学の部はとても面白かったです。