John Stevens

昔から親しまれている「Dances」や、人気の「Manhattan」などでお馴染みの作曲家、John Stevensです。

1951年NewYorkで生まれ、Tubaを専攻しEastman音楽大学を卒業。FreeのTuba奏者としての活動の傍ら、数々のEuph/Tubaの名曲を残してきました。

曲名 編成 出版社通販サイト収録CD
Dancessolo Tuba + 3 TubaPeers Ed.Robert KingD.T.Q
Manhattan Suite4 TubasSouthern N.Y.Robert KingD.T.Q
Music for Tubas4 TubaPeer VerlagRobert King 
Power4 tubas[eu2,tu2]Peer Verlag  
Adagio8 tubaEditions BIMRobert KingSymphonia
Higashi/Nishi8 tubaEditions BIMRobert King 
Diversions4 tubaEditions BIM  
Moondance4 tubaEditions BIM  
The Liberation of Sisyphussolo tuba & 8 tubaEditions BIM Tuba Libera/Loger Bobo
Fanfare for a friend5 euph&tuba   
Cookie's RevengeEuph/Tuba Ens.+ Drums  Symphonia 2

ほとんどの曲のパートは"Tuba"と表記されてますが、上のパートはEuphで吹いてちょうど良いものが ほとんどです。普通のバリテューの編成で十分演奏可能です。

Dancesは日本でも昔から親しまれてきた有名な曲です。バリテューの古典と言っても良いでしょう。 1stのSoloが延々と続きます。中間部の美しいメロディが印象的。前半は2/2拍子、後半は6/8拍子のタランテラ 風舞曲です。

Manhattan Suiteは4楽章からなるPops風の曲。1楽章はRock,2楽章はBallade/Blues, 3楽章はSwing Waltzです。4楽章はアドリブ ソロで進んで行きます。他の曲にはありませんが、この曲だけは楽譜にアドリブ例が載ってますので非常に親切 です。

Adagioはその名の通り、約9分間コラール風の曲調が延々と続きます。大変美しい曲です。

DiversionはManhattan風のPops曲です。エピローグとモノローグの間の ラテン風、Blues風、Pops風の3つの楽章からなります。アドリブ例が無いので最初はとっつき難いかも しれませんが、Manhattanが大好きな皆さんにはお勧めの曲です。

MoonDanceは、ゆったりと始まり、変拍子のタランテラ風に変わります。全体的にコンテンポラリックな 曲ですが、最後にコラールが現れます。アンコンなどでもよく取り上げられます。BTの編成でやると2ndEuphの音域が低くなりすぎで 吹き難いかもしれません。

The Liberation〜はTuba奏者のロジャー・ボボの為に書かれた作品。さすがにSoloパートは最高級の難しさ。 全体的に現代曲風のコンテンポラリックな曲調で進んで行き、最後にコラールが浮かび上がります。初演は90年札幌で、Stevens指揮 東京バリテューバEns.、ロジャーボボのSoloで行われています。


これだけ沢山の作品がありますが、現在手に入る音源が非常に少ないのが残念です(BTQは一曲も レコーディングしてません。嫌いなのかな?)。NewYorkTubaQuartetというStevens自身がメンバーのグループがあったようですが、 LPのみで、CD化されていないようです。残念です。


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